こんにちは、jusonです。
観葉植物はお部屋をおしゃれに見せてくれたり、癒やしを与えてくれますよね。
コロナ禍で家で過ごす時間が増えたことで、観葉植物を育て始めたという方も多いと思います。
ただ、観葉植物と付き合いだすと、次のような鉢への不満が出てきませんか?
・複数の鉢があると統一感がない
・好みの色の鉢、鉢カバーが無い
・水受け皿が見栄えが悪い
・部屋にマッチしない
・清潔感がない
・高級感がない
鉢にここまで不満を持つ方は少ないと思いますが、どれか一つは思ったことがあるのではないでしょうか。
なんとこれらの不満をすべて解消してくれる鉢があるのです。
- 「Lechuza(レチューザ)」
これです。
現在僕はサイズ違いで4つ使用しています。
レチューザ歴5年の僕が、「レチューザ」の魅力を徹底解説します。
それでは行きましょう!
レチューザとは?
レチューザとは、底面灌水(ていめんかんすい)機能をもったドイツ製の鉢です。
鉢自体はプラスチック製ですが、塗装が車に使用されている塗装品質であることから、非常に高級感、耐久性に優れたものになっています。
また、サイズ、カラー、グレード展開が豊富で、お部屋や庭のコーディネートに万能に応えられる仕様になっています。
品質はさすがのドイツ製。
プラスチック製の鉢とは思えない高級感、存在感を演出してくれます。
ちなみに販売元は、意外にも玩具メーカーの「playmobil」社です。
LEGOに似たおもちゃで有名ですね。
底面灌水(ていめんかんすい)機能とは?
簡単に言うと底面から土に水を染み込ませ、根から水やりができる機能です。
一般的な鉢で植物を育てる場合、表土から水やりをしますが、レチューザは根の下に水をやります。
この機構により、鉢全体の土が空気と水両方を十分に取り込むことができるようになります。
すると、鉢全体が自然界と同じ環境になり、植物にとって最適な環境になるのです。
専用クレイ(Lechuza-PON)とは?
先述の底面灌水機能の効果を最大限に発揮させるための、レチューザ専用の土です。
このLechuza-PONが水の吸い上げ機能を持っており、土中に空気と水を取り込む役目をします。
専用土といっても鉢全体に敷き詰める用の土ではなく、鉢の底に数センチ程度だけ敷き詰めます。
鉢を買うと的量のLechuza-PONが付属してきます。
また、植え替え時用にLechuza-PONを個別で購入することも可能です。
底面灌水機能の類似品について
上の画像は無印良品で販売されているアクアポットで、底面灌水に近い構造になっています。
プラスチックの鉢の底面から不織布が出ていて、それが鉢自体に溜めた水を吸い上げる仕組みです。
ただ、僕も買ったことがあるのですが、あくまで一時的な観賞用機能に過ぎないと感じました。
そもそも土の量も少なく、すぐに植え替えが必要となるからです。
長いスパンで育てることを考えると、初めから大きめのレチューザに植え替えてしまうのがベストだと思います。
メリット
レチューザを愛用してきた僕が、特に強く感じるメリットは次の3つです。
- 万能で豊富なデザイン
- 水やりが楽になる
- 植物の成長が安定する
一つづつ解説します。
万能で豊富なデザイン
上の画像はほんの一部で、業務用を含めると20種類近い豊富なデザインがあります。
これだけあると植物と鉢のコーディネートがイメージ通り実現できます。
また、水受け皿が必要ないので、鉢全体のデザインを損ねません。
デザインには大きく次の2種類のシリーズがあります。
・高級車に使われる最高クラスの塗料で塗装仕上げされています
・陶器に見えるほどのツヤ、落ち着きは高級感があります
・デザイン性を重視したい方におすすめ
・塗装ではなくあらかじめ色のついたプラ原料で成形されています
・塗装の剥がれの心配がなく、美しい発色です
・塗装工程が無い分安価なのでコスト面を重視したい方におすすめ
某ショッピングモールの観葉植物にも、レチューザが使用されていました。
これはエコノミーシリーズのCOTTAGEというモデルでした。
業務用でも採用される納得のデザインです!
水やりが楽になる
レチューザの特徴でもある水位計があるので、水の残量が一目でわかります。
そのため、水やりのタイミングに悩むことが無くなります。
水やりはこの注水口から水を入れるだけです。
植物自身が欲しい分だけ水を吸収する機構なので、特に水分量にデリケートな植物に最適です。
基本的に水位計を確認するだけなので、植物の世話にかかる精神的負荷はかなり楽になります。
※マニュアルには水やり3回にごとに、注水口からではなく、土の上から水をやることを推奨しています。
これをすることで土中の塩分調整に役立つようです。
植物の成長が安定する
底面灌水(ていめんかんすい)機能の効果で、鉢の中が植物にとって最適な環境になるので植物の成長が安定します。
水のやり過ぎによる成長トラブルに悩むことは無くなります。
専用クレイ(Lechuza-PON)には、腐敗の原因となる悪性バクテリアを抑える効果があります。
また、根の老廃物の分解など良い働きをする好気性バクテリアを増やす効果があります。
これらの効果により、根腐れを防いで植物の育成を促進してくれます。
植物を育てる上で安定した成長が望めること、やはりこれが一番ですよね。
僕のお気に入りのタベビアも、レチューザに植え替えてから沢山葉が出てきました!
このスクエア型で縦長の鉢はとてもスタイリッシュです。
室内でも圧迫感がなくインテリアに万能にマッチします。
デメリット
良いこと尽くしのレチューザですが、残念ながら次のデメリットもあります。
・万能ではない
・容積が小さい
それぞれ解説します。
価格が高い
まずあがるデメリットは、なんといっても価格が高いことです。
同サイズの陶器などの鉢に比べおよそ5倍近くの価格です。
例えば、20cm×20cmぐらいの鉢で比較すると、このぐらいの価格差になります。
陶器 | レチューザ |
1000円前後 | 6000円前後 |
気軽に鉢を取り替えられるような価格ではないので、導入の際の一番の悩みどころになります。
また、レチューザの良さを体感しハマると、家中の鉢をレチューザ一択で揃えたくなります。
ハマった際は、それなりの出費になります。
万能ではない
ここまでレチューザの優秀な構造による機能性を説明してきましたが、なんだかんだ植物のケアは必要です。
水をやりすぎれば葉が落ちますし、根が伸びてくれば鉢の植え替えが必要になります。
レチューザは見た目もスタイリッシュで機能性もあるのでついつい過度な信頼をしてしまいます。
僕も水のやり過ぎで大切なグリーンが弱ってしまったことも。
植物も個々に特徴をもった生き物です。
大切なグリーンたちを「世話をする」というマインドは必須ということですね。
レチューザへの過度な信頼はデメリットにもなり得るということです。
容積が小さい
鉢の外径に比べ土が入る容量が少ないです。
グリーンのボリュームに合う鉢の、一段階上のサイズを予めチョイスしておかないと、すぐにサイズアップの植え替えが必要になってしまいます。
これは実際にレチューザに植え替えをすると、あれ、鉢の外径のサイズの割りに内側の容量が小さいなと気づきます。
それもそのはず、底面灌水機能を鉢の中に構築しているため、鉢の底は水をためておくスペースで上げ底状態です。
さらに内側の土が入る容器部分と外側の鉢部分とが分かれる構造になっているため、当然容積は小さくなります。
なので、今後成長が見込まれるグリーン用にレチューザを購入する際は、植えるグリーンのボリュームを確認して、ジャストの一つ上のサイズをチョイスするのもありかと思います。
とはいえ、レチューザのサイズも上に行くとそれなりの大きさになり、価格も上がっていくので、スペースや予算の問題に繋がってしまいます。
僕はある程度大きいグリーンはこれ以上大きくしないと決めて、枝を剪定したり根っこを剪定して成長を止めるように調整しています。
この「容積が小さい」というのは、実際に使ってみないとわからない、レチューザの意外な盲点です。
おすすめの販売店
Amazonや楽天でもレチューザを販売している店舗はありますが、ここが一番レチューザを取り揃えている店舗だと思います。
プランタープロショップ
ドイツ生まれオールインワンのプレミアムプランター『レチューザLECHUZA』。外鉢、ライナー、底面灌水にクレイまで全て揃…
本格インテリアプランターを輸入、販売して40年の老舗です。
現地で直接買い付けを行なっている輸入元直営店で、レチューザについて詳細な紹介がされており、レチューザ愛が伝わってきます。
品揃えが抜群で当ショップ限定モデルもいくつか取り扱っています。
アウトレット販売もあり、状態に納得いけば欲しいモデルをお安くゲットできるかもしれません。
購入後のアフターサポートもしっかりしており、信頼感が高い販売店です。
毎月8日は「鉢の日セール」を開催しており、特別価格になる商品も。
商品レビューを書くと、次回3,000円以上の買い物から使える500円OFFクーポンがもらえます。
僕も早速レビューしてリピート購入しました!
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
僕はこのレチューザを使い始めてからインテリアにグリーンを取り入れる楽しみが一段と上がりました。
また、観葉植物の鉢というくくりではなく、インテリアとしての価値も十分にあることも大きな魅力です。
レチューザ導入に悩んでいる方は、手始めに小さいサイズから試してみることをおすすめします!
本記事でレチューザの良さが少しでも伝わって、レチューザに触れるきっかけになっていただければ幸いです。
それでは良いグリーンライフを!